2023-02-16

Zwift(ズイフト)の疑問に答える!|トレッドミルとGPSウォッチのデータの差はどうすれば修正できる?

 Zwiftとスマートウォッチの走行距離があわない謎


Zwiftをプレイするときには、ほぼ99%の方がトレッドミルを使用すると思います。

そんなとき、腕につけているスマートウォッチ(Garminなど)のアクティビティログと、Zwiftに飛ばしているデータ(フットポットやトレッドミルデータ)のデータ値が違いすぎる、ということはありませんか。

トレッドミルの設定速度がキロ10分なのに、 Garminではキロ5分で走っていることになっている、などです。

 
私は、通常Garmin+トレッドミル+iPadの組み合わせでZwiftをプレイしているのですが、ずっとこの現象に悩まされていました。

調べたところ、どうもGarminの加速センサーが、フォームによって(そして腕振りの動きによって)より速いスピードだと認識してしまうようです。特に腕振りの動きに顕著に反応しているようです。

トレッドミルでのランニングは、通常のロードを走るときと比べて、どちらかというと上にジャンプするような動きになります。
その分、足の動きに比べて腕の動きに引っ張られるのか、現実にキロ1分ほどの差が出ることがほとんどです。

キロ1分の差は、距離としてもかなりの差。Garminは過去のアクティビティログからさまざまな数値を算出しているので、これはなんとかしたいですね。

 

通常はZwiftアプリの工具アイコンから修正する

Garminの場合、「トレッドミル」メニューには、走り終わってアクティビティログを保存する直前に、実際に走った距離に修正できる機能があります。

例えば、トレッドミルの設定でキロ6分で30分で走って実際の走行距離が5kmだったとして、Garminではキロ5分半になっていて走行距離が5.45kmの場合、保存前に走行距離を「5.45km→5km」に修正してから保存します。
ガーミンのバーチャルラン機能を使用している場合も同様です。

注意点は、この保存のタイミングで修正しないと、一旦データが保存されてしまうということです。後からアクティビティログを直接修正もできますが、一度保存されるとステータスなどには反映されないようです。気を付けましょう。

独自:自己流で編み出したトレッドミルとガーミンの差の調整方法

とはいえ、毎回修正するのは面倒ですし、どうにか自動であわせられないものか。
いろいろと試してみることにしました。

結論、全部ぴったりというわけではありませんが、比較的数値が近くなる技を編み出せたのでお教えしますね。

自分の腕振りにあわせたスピードを探せばトレッドミルとスマートウォッチのスピードの差が小さくなる

どういうことかというと、 足の動きと腕の動きが完全にセットで、どの環境で走っても全く一緒なのであれば、そもそも計測値にずれが起こることはないはずです。
そう考えれば、同じように走っても、足と腕の動きはその環境によって無意識に調整されている可能性がある、と測定できます。例えばストライドやピッチなどですね。

ぺーサーがスピードを調整する際にもストライドやピッチで調整しますので、ある程度正しいといえそうです。

とはいえ、ランナー的には毎回同じ腕振りをしているつもりのはずですし、自分の走りやすいリズムがあるはずです。
つまり、その自分の腕振りにあったスピードを見つければ、比較的データの差分が小さくなる、というわけです。

実験してみたところ、私の場合は、キロ10kmより遅い速度をトレッドミルで設定すると差が大きくなり、10kmを越えると比較的差が小さくなるということがわかりました。

体感的に、自分が5km程度走る際の走りやすいペース(私の場合は5分40秒から50秒)にあわせると、ずれが小さくなるようです。
もしよければ試してみてください。

2021-07-02

Zwift(ズイフト)ランの楽しみ方|ランで走れるルートを全部紹介!

 

Zwift(ズイフト)ランで走れるワールドは全部で10つ

こちらの記事でも説明していますが、Zwift(ズイフト)には、仮想世界としての架空の島「Watopia(ワトピア)」という24時間開放されているワールドがあり、いつでも走ることができます。

その他にもゲストワールドという日替わりで走ることができるワールドがあります。ロンドン、リッチモンド、インスブルック、ニューヨーク、ヨークシャー、フランス、パリ、そして2021年6月に新規追加されたMakuri Islands(マクリ島)の計10ワールドが準備されています。これらのワールドそれぞれにルートが設定されています。
2021年7月現在、全部で91ルートあります。

Watopia(ワトピア):40ルート ※ラン用6ルート

Richmond(リッチモンド):3ルート

New York(ニューヨーク):16ルート※ラン用5ルート

London(ロンドン):13ルート

Innsbruck(インスブルック):5ルート

Yorkshire(ヨークシャー):5ルート

France(フランス):7ルート

Paris(パリ):2ルート

 

このラン用ルートというのは、完走すると、ルートアチーブメントバッジ解除される対象となるルートです。
その他のルートはバッジページには表示されておらず、完走してもバッジが新しくあらわれたりすることはないので、現状この11ルートのみになっているようです。


なお、上部に表示されている数字の131は、ライドにおけるルート数と思われますが、25と表示されている理由は不明です。


Zwift(ズイフト)ランのルートアチーブメントに対応する全ルート

なお、「」内の紹介文はZwift(ズイフト)のルート選択画面で表示されているものです。
距離も公式で発表されているものになります。(画像でも確認できます)

Watopia(ワトピア)


May Field

距離:0.4 km
「この超スピードの楕円トラックの表面はウレタンとWatopia海岸の砂を混ぜたもの。」


5K Loop

距離: 5.0 km
「Valeyの中心をとおる曲がりくねった5kmの道からビーチ沿いへ降りたり、海の上から景観を楽しめるスカイウェイ。」

 

That's Amore


距離: 6.4 km
「Run VallayからItarian。Villaへ走っても歩いても自由です。食べたピザを消費したいならここ。」

 

Chili Pepper


距離: 8.0 km
「この短く刺激的なルートはRun Valleyの中心を通り、Volcanoへ向かいます。」

 

11.1 Ocean Blvd

距離: 11.1 km  ※10.5kmと表示されていることに注意
「Zwift本社の住所にちなんで、この11.1kmルートは360橋を渡り水中トンネルを通過。Run Valleyを通って戻ります。」

 

Jon's Route

距離: 12.5 km
「Watopiaのさまざまな道や平坦ルートのハイライトが楽しめる。」

New York

Shuman Trail Loop

距離: 2.5 km
「貯水湖の周りはランナーの聖域。」

 

Park to Peak

距離: 4.6 km
「貯水湖とKOMの2地点を結ぶこのコースで、セントラルパーク上空に高く挑んでいきましょう。」
 

Couch to Sky K

距離: 6.8 km
「貯水池上空をラップした後、貯水池の周りを走るルートです。」

 

Hudson Roll

距離: 9.0 km
「パークロードの内周ループに挑戦する前に、ひとまず貯水湖を1ラップしよう。」


Flat Irons

距離: 14.9 km
「公園を回るロングラップをはさんでShumanTrailをラップ。」


ランニングルートバッジ対象ルート以外のルートをチェックするには

上記以外のルートについては、Zwift(ズイフト)公式ページで詳細を確認できます。





2021-06-30

Zwift(ズイフト)ランの楽しみ方|レベルアップすればアバターの着せ替えも可能に!

Zwift(ズイフト)ランでレベルアップするメリット

 Zwift(ズイフト)では、レベルアップという概念があります。

通常レベルアップというと、ロールプレイングゲームなどにおいて、​キャラクターやユニットの経験値を表す数値のことですが、Zwift(ズイフト)ランにおけるレベルアップでは、アクセサリーやウェアなどアイテムの獲得ができるようになることが、主なメリットのようです。

なお、有料のライドではレベル50まであるようですが、ランについては現在レベル22までとなっています。
(2021年6月現在)

 

レベルの確認方法

まずプレイ画面上部のオレンジ色のバーの部分で今のレベルが確認できます。
オレンジのバーは、次にレベルアップするまでの距離を表しています。


 

また、メニュー画面でも「現在の自分のレベル」と「次のレベルアップまでに必要なXPゲージ」を確認できます。

 


上記の赤い枠線の部分です。「現在までに獲得した総XP」と「次にアイテムがアンロックされるまで」までの必要なポイント数」がわかります。また、〇で囲んであるプレゼントの箱のアイコンが、次にアンロックされるポイント数になります。


XP(スコア)を獲得する方法

Zwift(ズイフト)ランにおいてレベルを上げるためには、XP(スコア)というポイントを貯める必要があります。

貯める方法には、例えば以下のようなものがあります。

 

走行距離

0.25km走行毎:10XP


 

 

ワークアウトに参加

ワークアウト完了時に平均30~40XP

これはワークアウトによって設定が違うようです。  

 

コース上のアーチをくぐる


アーチ通過時に10~250XP

これはレースの終了時だけでなく、ルート上で通過する場合にもゲットできるようです。


 

レベルアップするメリット(ガレージアイテム追加)


Zwift(ズイフト)ランでは、レベルアップする毎にウェアやシューズ、サングラスなどのアイテムがアンロックされてアバターに装備することができます。

アイテムの確認は「メニュー」→「マイガレージ」で確認できます。

アイテムを選ぶことでアバターを着せ替えすることができます。
 

 
実際に販売されているブランドのシューズなどもコラボされているので、アイテムが増えてきたらリアルな自分とおそろいになるように組み合わせてみる、なども楽しいですよ。

2021-06-15

【速報】Zwift(ズイフト)ランに新しいコース!|新ルート「マクリ島」をさっそく走ってみました

 

Zwiftの新ルート「Yumezi」

東京オリンピックの兼ね合いなのか、少し前からZwift(ズイフト)に日本を舞台にした新しいルートが追加されるという噂があったのですが、2021年5月末発表されました。

Zwift.com


架空の島マクリ島


追加されたのは、マクリ島という新しい島。その中の”夢路(Yumezi)”という村が舞台です。
Watopiaとは別の島です。



どことなく和風の雰囲気は、やはり日本をイメージしているようですが、特にどこをモチーフにしたというわけではなく、架空の島のようです。


テスト期間を経て、2021年6月現在はゲストワールドとしてリリースされ、日は限りますが走ることができます。

 


Zwift(ズイフト)起動ページにも同じビジュアルが採用されていて、しっかり日本ぽさをアピールしています。
 

追加された新ルートは8つ

追加された新ルートは全部で8つです。

Sea to Tree


Spirit Forest

Kappa Quest


Three Village Loop


Two Village Loop

Flatland Loop


 Chain Chomper

 Countryside Tour


残念ながら、ランの獲得バッジには今のところこれらのルートは採用されていないようです。
短めのルートが多いので、いずれは採用されてくれるのでしょうか。

河童などのネーミングもどことなく日本を意識しているっぽいですね。


Yumezi村のビジュアルはこんな感じ



向こうに見えているのは富士山でしょうか

確かに日本の田舎の村っぽさがあります



かやぶき屋根のような



ミゼットのような三輪車が見えます

バス停があります




温泉街のような街なみ

屋台でしょうか





日本の横断歩道のようです
やたらあちこちに鳥居があります。


提灯など和テイストは少し千と千尋風。
自販機や女子高生、バス停など、いかにもアニメなどで出てくるようなモチーフがあちこちに採用されているのが面白いです。

これからさらにどんな新ルートが追加されるのか、マクリ島の進化が楽しみですね!





2021-05-18

Zwift(ズイフト)ランの楽しみ方|プレイ中のメニュー項目を解説!

Zwift(ズイフト)プレイ中のメニュー項目と操作方法

Zwift(ズイフト)ランのプレイ画面では、さまざまな数値を画面上でリアルタイムで確認することができます。

1.「ランニング画面」メニュー

RIDE ONをもらうと、ここにメッセージが出ます。

 

①現時点のスピード/走った距離/累積時間(進行バー)


リアルタイムのランニングデータが表示されます。
進行バーは選択したルートの完了度を表します。


②今日のターゲット


今日のランニングの目標を選ぶことができます。
(任意:選択しなくてもプレイできます。)

ここを設定しておくと、目標を達成した時点で紙吹雪でお祝いしてくれます。
地味にモチベーション維持に有効だったりします(笑)
 
 

③接続したセンサーの数値(ピッチ/スピード)

Zwift(ズイフト)に接続したセンサーの数値がリアルタイムで表示されます。

④スプリットタイム

設定した単位(km/mile)ごとのスプリット/ラップタイムを表示します。

⑤本日のラン(カロリー/平均ペース・設定した単位(km/mile)ごとのベストスピード)

その日のランニングデータが表示されます。
ランニングを終了するまで、リアルタイムで更新されます。

⑥ミニマップ

コース上の現在地を確認できます。3パターンあり、タップするごとに「少しズームアウト」「オーバーヘッドビューにズームアウト」に変更できます。
 

⑦近くのライダー/ランナーリスト

その時点で、Zwiftに参加中のライダー/ランナー全てを自分に近い順で表示します。一定の距離の範囲に近づくと左側にオレンジの「Ride On!」アイコンが表示され、オレンジの「Ride On!」アイコンをタップ(クリック)することで、そのライダー/ランナーにリアルタイムで「Ride On!」を送ることができます。

⑧ルート選択

現在走っているルートに分岐がある場合、どちらに行くか自由に選ぶことができます。
なお、設定されたルートを走りたい場合、特に選択しなくても自動的に選ばれます。自分で選ぶことでルートアウトする可能性もありますので、注意しましょう。
 
 
 

2.「アクションバー」メニュー(全10種)

 



タップ(クリック)するごとに、カメラアングルが切り替わります。

全部で8種類あります。


それぞれのカメラ画角はこちら

タップ(クリック)すると、Uターンできます。

また1回目にはアチーブメントバッジを獲得できます。

タップ(クリック)すると、近くのランナーにメッセージを送信できます。

またグループランの際には参加者全員にメッセージを送ることができます。

タップ(クリック)すると、スクリーンショットを撮影できます。

タップ(クリック)すると、アイコンが

に切り変わり、画面からすべてのミニウィンドウが消えます。

風景のスクリーンショットを取りたい場合などに便利です。

再度タップすると戻ります。

タップ(クリック)すると、グラフをオンかオフに切り替えることができま

す。

タップ(クリック)すると「Ride On!」と聞こえます。

なお、実際にRide On! を送るわけではなく、

応援のための効果音が聞こえるだけですので注意しましょう。

タップ(クリック)すると「ハンマータイム!」と効果音が鳴り、

他のランナーを鼓舞したり、勝負に誘うことができます。

タップ(クリック)すると「アイム・トースト!」と効果音が鳴り、

勝負の誘いを断ったり、自分は無理だと意思表示したりできます。

タップ(クリック)すると「ナイス!」と効果音が鳴ります。

 

8種類のカメラ画角

カメラ1:デフォルト



カメラ2:デフォルトより若干ズーム 


 

カメラ3:アバターの視点(正面) 


 

カメラ4:左からの全体像 


 2021.06追記:



2021年6月からゲストワールドとして追加されたマクリ島ですが、この島のルートのみ人の向きが逆、右からの全体像になっています。
今後、他のルートでも変更されるのかは不明ですが、知っておくとびっくりしなくてよいかもしれませんね。

カメラ5:後ろ側足元から見上げる


 

カメラ6:正面からの全体像


 

カメラ7:アバターの視点(背面)


 

カメラ8:ドローン的な空撮(ズーム)


画面メニューのオンオフ

 

オンイメージ

 


オフイメージ